3.1 メイン設定 【その1】
インストールを完了して管理画面に移動するとなぜか標準の英語表記に戻ってしまうため、とりあえず日本語表記に戻します。
①「Settings」のタブをクリックすると画面中ほどに「Preferences」という項目があります。
②このLanguageのプルダウンメニューから「Japanese(UTF-8)」を選択して画面一番下の「Save Changes」ボタンをクリックします。
「設定」をクリックすると、一段下に「メイン設定」「メンテナンス」などの小カテゴリタブが表示されます。小カテゴリタブをクリックするとそのジャンルの中に属する設定項目が「セクションの選択」のプルダウンメニューに表示されるので、目的の設定を選択します。
ここではOpenXを使って広告を配信するのに必要な項目に関して順を追って説明します。
3.1.1 管理者設定
管理者ユーザーに関する設定を行います。
①ログイン情報
インストールウイザードで入力した管理者ユーザー名が標準で入力されています。パスワードを変更する際は古いパスワードを入力すると、新しいパスワードの欄が入力可能になり、パスワードを変更できます。
②基本情報
キャンペーン終了などの際に終了のお知らせメールなどを自動送信する際に使用される管理者名や企業名です。詳しくは後述しますがOpenXの自動配信メールは日本語環境で使用すると片言の怪しい日本語になってしまうため、クライアントに自動配信メールを送ることはお勧めできませんので、こちらは標準のままでも問題ありません。
③環境設定
標準の言語の選択などを行います。「まずは日本語化」で設定済みなので標準のままで問題ありません。
④同期の設定
OpenXの更新を自動で確認して、最新バージョンがある場合は通知してくれます。セキュリティアップデートなどが通知されるのでチェックを入れておきます。
⑤タイムゾーンの情報
インストール時に自動でサーバーのタイムゾーンが設定されます。日本国内に設置されているサーバーであれば、すでに「(GMT+0900) Asia/Tokyo」になっていると思いますので標準のままで問題ありません。
3.1.2 バナー設定
配信する広告に関する設定を行います。
①標準のバナー
バナーを作成した際に標準で設定される画像とクリックした際に遷移する先のURLです。全部同じバナーを作る訳でもないので、入力しておかない方がいいです。
②許可するバナーの種類
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| SQLのローカルバナーを許可する | チェックを外す |
| ウェブサーバーのローカルバナーを許可する | チェックを外す |
| 外部バナーを許可する | チェック |
| HTMLを許可する | チェック |
| テキスト広告を許可する | チェック |
標準のままでも問題ありませんが、「SQLのローカルバナー」はデータベース内にバナー画像の情報などをBLOB形式で保存するため、負荷が高くなるので使用しないことをお勧めします。
③HTMLバナーオプション
広告のクリックを追跡するために、HTMLバナーのURLを自動で書き換えします(OpenXでGoogle Adsenseを管理する場合は必須です)。設定は標準のまま(チェックが入った状態)で変更の必要はありません。
3.1.3 データベース設定
OpenXを動作させるデータベースに関する設定を行います。
①全体のデータベースサーバー設定
インストール時にデータベースの接続設定は全て完了しているので、サーバー移転などでデータベース環境が変わらない限りは標準のままで問題ありません(不用意に設定を変更するとOpenXにアクセスできなくなりますので注意してください)。
②全体のデータベース最適化設定
「持続的接続を使用する」にチェックを入れるとOpenXの動作速度はかなり速くなりますが、サーバーの負荷が跳ね上がるので、特にレンタルサーバーをお使いの場合は標準のままで問題ありません。
3.1.4 デバッグログの記録
OpenXのエラーなどを記録するデバッグログに関する設定を行います。
OpenXでエラーが発生した際にデバッグログに記録されます。何か問題が起こった際に問題解決の助けになりますので記録を残しておくことをお勧めします(設定自体は標準のままで問題ありません)。
設定は標準のままで必要なログは残るようになっているので、特に変更の必要はありません。デバッグログは下記ディレクトリに記録されます。
| インストールディレクトリ/var/debug.log |
3.1.5 配信設定
管理画面のURLや広告配信のスクリプトなどに関する設定を行います。
■OpenXサーバー全体のアクセスパス
管理画面のURLなどを指定します。標準のディレクトリ名のままでは何かしら不都合がある場合などは、ディレクトリ名の変更後に各項目を修正しますが、通常は標準のままで変更の必要はありません。
※不用意に変更するとOpenXにアクセスできなくなります。
■全体のウェブサーバーのローカルバナー保存の設定
ローカルバナーの保存先を指定します。標準のファイル名のままでは何かしら不都合がある場合などは、ディレクトリ名の変更後に各項目を修正しますが、通常は標準のままで変更の必要はありません。
※不用意に変更するとOpenXにアクセスできなくなります。
■配信ファイル名
OpenXが広告配信に使うプログラムのファイル名を変更できます。標準のディレクトリ名のままでは何かしら不都合がある場合などは、ディレクトリ名の変更後に各項目を修正しますが、通常は標準のままで変更の必要はありません。
※不用意に変更するとOpenXにアクセスできなくなります。
■全体の配信キャッシュの設定
OpenXは負荷軽減と高速化のためにキャッシュを使って広告配信しますが、そのキャッシュを更新する間隔を指定できます。標準での1200秒(20分)になっています。
短くするとその分キャッシュが頻繁に更新されるので負荷が高くなります。バナーを頻繁に差し替えないようであれば、負荷の状態を見て長めに設定した方がよいです。
■リモートの発生源サーバーを使用する
XMLRPCというデータ送信の仕組みを利用して外部のサーバーからデータを受け取れます。通常は広告の配信でXMLRPCの仕組みを使うことはありませんので、標準のままで変更の必要はありません。
■全体のバナー配信の設定
広告配信の際の配信方法などに関する設定ができます。こちらの項目は設定を変更するとセキュリティ上問題が発生する可能性がありますので、標準のままで変更の必要はありません。
■全体のP3Pプライバシーポリシー
P3Pというブラウザ側で使用するプライバシー保護の仕組みを設定できます。チェックをオフにするとセキュリティ上問題が発生する可能性がありますので、標準のままで変更の必要はありません。