3.3 メンテナンス
3.3.1 メンテナンス
OpenXを正しく動かすためにメンテナンススクリプトを1時間に1回動作させる必要があります(メンテナンススクリプトは、1時間ごとの統計の収集、キャンペーンやバナーの有効・無効の変更、表示率の優先度の計算などを自動で行うためのプログラムです)。
メンテナンススクリプトを動作させるためにOpenXでは2通りの方法があります。
○自動メンテナンス
バナーが配信される際に自動でメンテナンススクリプトを実行できるので、cronが使えないホスティング会社の場合などでもメンテナンススクリプトを実行することができます。
ただし、正確に1時間に1回定期的に実行される訳ではないので、cronが使える環境であればcronによる定期実行をしてください。
自動メンテナンスを行うには、「メイン設定→管理者設定」の「プレファレンス」の項目の「スケジュール設定ができないので自動的にメンテナンスを実行する」にチェックが入っていることを確認してください。
○cronによる定期実行
コマンドラインから設定する場合
| #crontab -e |
でcrontabを直接編集するか、
| #crontab -l > cron.txt |
で現在の設定をcron.txtに保管して編集をしてから
| #crontab cron.txt |
でcrontabに反映させます。
cronによる定期実行は以下の方法で可能になりますので、ご利用の環境に合わせて設定してください(特に理由がない場合はPHPでの実行が推奨されています)。
PHPがサポートされている場合
| 0 * * * * /usr/local/bin/php /path/to/OpenX/scripts/maintenance/maintenance.php masterguide.jp |
※/path/to/OpenX OpenXをインストールしたパス
wgetがサポートされている場合
|
0 * * * * wget -q -O /dev/null masterguide.jpmaintenance.php <http://masterguide.jp/openx/maintenance/maintenance.php> |
fatchがサポートされている場合
|
0 * * * * fetch -o /dev/null masterguide.jpmaintenance.php <http://masterguide.jp/openx/maintenance/maintenance.php> |
lynxがサポートされている場合
|
0 * * * * lynx > /dev/null -dump masterguide.jpmaintenance.php <http://masterguide.jp/openx/maintenance/maintenance.php> |
「masterguide.jp」となっている箇所は使用するドメインに置き換えてください。
なお、cronによる定期実行を設定したとしても何かしらの理由で定期実行ができなかった場合のために自動メンテナンスの設定はそのままにしておきます。
3.3.2 バナー
OpenXでは広告の配信を高速化するため、またデータベースの負荷軽減のためにキャッシュから配信されます。
- OpenXをアップグレードした時
- 異なるサーバーにOpenXを移動した時
には「バナーキャッシュの確認」をクリックしてキャッシュを再構築します。
ここでバナーキャッシュを再構築してもバナーが更新されない場合があります。
通常、自動メンテナンス実行時にバナーキャッシュも再構築されますが、追加した広告をすぐに反映して確認したい場合などは、「/OpenXインストールディレクトリ/var/cache/」以下にあるファイルを全て消してしまえばすぐに全てのキャッシュが再構築されます。
3.3.3 優先度
優先度はメンテナンススクリプトで自動計算されますが、「優先度の再計算」をクリックすると強制的に優先度の再計算をさせることができます。
メンテナンススクリプトで自動再計算されるため、設定は標準のままで、特に変更の必要はありません
3.3.4 配信制限
■配信制限(Delivery Limitaitons)
サーバーの設定によってはACL(Access Control List)によってファイルなどにアクセスが制御されている場合があります。「Check ACLs」をクリックするとACLを確認することができます。制限がかかっている場合は、ユーザー側では変更できないためサーバー管理者にお問い合わせください。
設定は標準のままで、特に変更の必要はありません。
3.3.5 コードの追加
■コードの追加(Append Codes)
広告成果の追跡に問題がある場合、ここで確認ができます。広告主自身が広告展開のためにOpenXを使用する時以外は設定は標準のままで、特に変更の必要はありません